サポーターへのお誘い

技能検定のサポーターになってください

 技能検定制度は、職業能力開発促進法に基づき労働者の技能を検定し、これを国が証明する国家検定制度です。現在、建築大工、機械加工、家具製作、パン製造など131職種が技能検定職種となっています。

 技能検定に合格した者は「技能士」と呼ばれ、社会的評価が高まり、地位向上やキャリアアップにつながっています。事業体は、技能検定の受検を人材教育に活かすとともに「技能士」の配置を営業につなげ、行政機関は、「技能士」の配置の有無で事業発注に差をつけているケースもあります。

 ところが、林業は極めて高度な技能を要し、災害も多い職種であるにもかかわらず、技能検定職種に指定されていません。
 このため、平成31年4月に業界団体がまとまって林業技能向上センターを設立し、林業を技能検定職種に追加すべく活動しています。
 令和4年9月には林業技能向上センターが一般社団法人になりました。正会員は、日本林業協会、日本林業経営者協会、全国森林組合連合会、全国素材生産業協同組合連合会、全国国有林造林生産業連絡協議会、日本造林協会、全国山林種苗協同組合連合会、全国林業改良普及協会、全国木材組合連合会、森林施業プランナー協会です。

 林野庁も、森林・林業基本計画において、人材の育成・確保や従事者の労働環境の改善の観点から、従事者の能力評価を通じた処遇の改善や労働安全の確保に資する取組みとして、林業の技能検定実現に向けた取組みを推進することとしており、令和2年度から補助事業により一般社団法人林業技能向上センターの取組みを支援しています。

 令和5年度は、全国7か所で業界試験を実施するとともに、技能検定の検定委員等協力者の育成や会場確保、試験問題作成、業界試験の実施などの実績の積み重ねに加え、厚生労働省等の審査や省令改正・告示に向けた林野庁との協議などクリアすべき課題は山積していますが、令和6年度の技能検定実施を目指しています。
 林業技能向上センターでは、外国人の技能実習制度の林業職種の2号追加についても対応しているところです。令和6年1月24日に行われた「第74回技能実習評価試験の整備等に関する専門家会議」において、林業職種(育林・素材生産作業)については、技能検定の対象となることを前提に移行対象職種・作業に追加することについて了承されたところです。

 皆様には、是非、林業の技能検定実現の取組みにご賛同いただき、一般社団法人林業技能向上センターの賛助会員に入会いただきますようお願い申し上げます。
 

賛助会員(個人又は団体)入会の流れ

STEP1  お申込み(一般社団法人林業技能向上センターHPから入会申込書をダウンロードのうえ、必要事項を記入し、メール又は郵送)
STEP2 一般社団法人林業技能向上センターより入会通知と年会費の振込書が届きます
入会金 なし
年会費 1万円
 なお、賛助会員の皆様には、毎年度、技能検定(外国人の技能実習制度を含む。)に関する情報(過去問題集等)をお届けします。
 

入会申込み等の手続きについて

添付の賛助会員規約をお読みいただき、当センターの事業を賛助いただける個人又は団体の方は、添付の入会申込書をダウンロードのうえ、必要事項をご記入いただき、メール又は郵送にてお申込みください。  
メールの場合の送付先
info@ringyo-gino.org
 
郵送の場合の送付先
一般社団法人林業技能向上センター
〒101-0044
東京都千代田区鍛冶町1-9-16
丸石第2ビル6F 全国森林組合連合会内